ゲーム大好きっ子のあっきー人です。
長い間続いていたZシリーズが完結したので、感想をば。

 

単なる独り言なのでネタバレ回避&興味ない人スルーで。。

 

 

 

とりあえず、長かった。
最初のZがPS2。第二次がPSPで最後の第三次がPSVとPS3。こう考えると、時代の流れを感じるシリーズですねぇ。

時獄篇が終わった時はあまりに中途半端に終わったから少し心配していたのですが、蓋を開けてみたら思った以上に面白く、難易度も自分にはちょうど良くて、完結篇として満足できました。

αからほとんどのシリーズをプレイしていますが、一週目での全熟練度を習得の難しさはかなりのモノがあったような気がしますね。やりごたえバツグンでした。
いくつか、これ無理だろ!っていう話もありましたが、ちゃんと考えてプレイすればちゃんと全部とれて、戦略シミュレーションの醍醐味を楽しめましたね。FEやTO、FFTなどゲームとは一味違った面白さがありました。
前作同様、一機も落とさせない・熟練度全習得(全滅プレイ無し)を目標にしてプレイした自分にとっては珍しく頭を使うスパロボとなりましたが、普通にクリアするだけならそれほど鬼畜難易度というわけではないと思うので、バランスもかなり良いゲームだったのではないかと思います。

まぁ強いて言えば、厳しい話と超楽な話の差が激しかったのが難点ですかね。
いきなりこの天獄篇から入る人もいないと思いますが、シリーズ未経験者には相当厳しい難易度だったのではないかと思います。

 

ストーリーに関しても、ちゃんと集大成らしく今までの謎だった部分がほぼ全て繋がりましたね。しかし思っていた以上に太極や御使いに小物感を感じたのはアレでしたね。アンチスパイラルの方がスジが通っていたような気が。根源的災厄を回避する名目で自らそれを加速させてたことに、最後の最後で気づいて慌てだし、味方に裏切られて消滅とかなんなのよって感じw

プレイしていて思ったのが、主人公の精神状態の違和感。絶望と希望を両立させることが重要とは言え、裏切られたり失ったりの連続で悲運すぎる。その割にはちょっと落ち込むそぶりを見せつつも、なんだかんだですぐ立ち直って裏切った相手に全力投球していく姿はちょっとアレでしたねw
本当に絶望してるのかあんたって感じで。スズネ先生とのこともなんだかんだでドライだったし、人との関係性をそこまで重く捉えてないのではないかと思わずにはいられない。なんだかんだで一番ウジウジしていたのはナースさん関連だった気がするし。それでも結構クールだった気がする。

あとアサキム。あんだけ過去に何か大罪を犯したとか言っておきながら、結局はそういう記憶で生み出された存在で、シュロウガが自ら生み出したパイロット代理だったとか。あれだけ堂々と自分の目的を語って遂行していたのに、あれはかわいそうな幕切れでしたねぇ。最後は自ら死を願ったおかげで死ねたみたいですが、シュロウガが残っているのならまた生み出されちゃうんですかねぇ。
でもまぁ、シュロウガは黒い太陽の同位体らしいですし、至高神Zの消滅と共に消えたんですかね。
結局、あれはサイバスターがマサキ亡き後、並行世界を彷徨って呪いを集めた姿だったんですかね。そこらへんはOGで補完してくれるんですかね……。

結局太極ってのは、全ての事象を己の意思で操ることが出来る、御使いの生み出したシステムってことだったんですよね?
それが自らぶっ壊れて12のスフィアになり、それ以外の諸々が黒の叡智というカケラになって並行世界中に撒き散らされた。ってことでいんですよね。一回スズネ先生が死んだとき、その時間をまき戻してなかったことにしたのが太極の力だとしたら、それを持っていればそりゃ宇宙全ての理を支配することだって不可能じゃないですよね。そりゃそのカケラであるスフィアを集めればどんな災厄でも防げます。
でも結局、その太極の自壊が宇宙崩壊の切欠になったんですよねぇ。所詮、神様だろうが御使いだろうが、人の域から逃れることは出来ないって事ですね。αシリーズのケイサルさんみたいな。

バアルってのも、結局は御使いさんたちの勝手なこじ付けで、根源的災厄・宇宙消滅の直接の原因ではなかったんですよね。物語の定番ではありますが、あまりに事前のミスリード(作中の登場人物が勝手に解釈してただけですが)やどんでん返しが多かった所為で、正直全ての話が頭に入ってきませんでしたw
二週目で補完しようと思います……

 

オリジナル要素はまぁスパロボらしかったといえばらしかったです。今回はラストということもあってほとんどがオリジナルの戦いで、版権作品の話がそれぞれ2、3個くらいしかなかったような薄さでした。それがちょっと残念なところ。
ビッグオーは世界的にストーリーに重要な立ち居地にいるし、スーパー系で唯一の皆勤賞なのですが、今回の天獄篇では原作が完全に終了後なのでほとんど活躍する事無く居るだけ参戦っぽかったのがねぇ。好きな作品ではあるから居てくれるだけでいいんだけど。

居るだけ参戦といえば、エヴァ。当初は原作の劇場版がちゃんと終わってからの予定だったのかもしれませんが、あいにく未完。というわけで今回もシンジくんは何のために居たのか分からない空気の様な存在にw
人類補完計画はオリジナル要素にも組み込みやすい設定な筈ですが、原作が中々終わらなかった所為で、残念な終わり方をしてしまいましたねw
個人的には、この天獄篇で最も残念な所がここでした。。

しかしまぁ、アクエリオンとEVOLのダブル無限パンチ、ガンバスターとバスターマシン七号の競演など個人的に胸熱な展開も多く、スパロボならではのクロスオーバーも楽しめました。

そしてやっぱり、フルメタの原作参戦。今まで動くところも声も見ることができなかったアニメの先の話の登場人物が見れたのは、やはり良かったですね。ベリアルの硬さにビックリ。しかしストーリーが中盤で終了してしまううえ、ほとんどがルート分岐上で進むので、進め方によってはいきなり時空修正とかとっぴな展開になっちゃうのがねぇ。まぁ、しょうがないとは思いますが。
でも原作では壮絶な戦死を遂げるハムさんやマリさんが生存させることが出来るというのが、やはりスパロボの良いところ。一週目は見事に原作再現してしまいましたが、二週目からは生存のため努力してまいろうかと思いまする。

でもやっぱり、フルメタが良かったw
でもレバテンの戦闘アニメーションはやっぱり……ね。なんか動きとかに妙な違和感あるし、画像の使いまわしで無理やりコンボ技にしたり。なんだか色々と……残念でした。νガンとかZガン、ターンエーの動きを見てると、なんか切なくなります。。
チェインバーとのやり取りは個人的に好きだったけどw

 

スパロボの王道シリーズで、初めてリアルタイムに遊べたシリーズだったので、完結まで全て見れたのは嬉しくもあり、寂しくもありって感じです。
最後の最後で、Zシリーズの完結時のトップエースがボン太くんというのは色々アレでしたがwそれでもこれが最後。
今後もスパロボの展開を楽しみにしつつ、トロフィーコンプのための二週目に飛び込もうかと思います。

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