久しぶりにCMで感動した。
みなさんご存知、車のレクサスの宣伝CM。
内容はとても不思議で無機質なのに暖かい。そんな感じです。
このCMの何に惹かれたかというと、操り人形という古い技術なのに、最新の技術によってそれを細部まで再現し、あたかも無機質な人形が心を持っているかのように表現している所です。
操っている人を隠しもせず、普通に後ろからついてくるのに、所々で見える哀愁や孤独感などがとてもリアルで、完全に世界に引き込まれてしまいました。
操っている人たちは何かのパフォーマンスグループの人なんでしょうかね。息の合ったチームワークで人形に息吹を吹き込むあの技術はとてもすばらしいです。もしあのCMがCGで作られていたら、あの感動と暖かさは生まれなかったと思います。
ちゃんと物体としてそこに存在してるからこそ生まれる質感。
別にアンチCGではないですが、ああいう物が今後も残っていってほしいですね。